06 August

■ 愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.いきなり4

新潟県中越地震の痕跡
山崩れ
至る所で山崩れの跡が見られ作業中の重機が物々しい

曲がった看板
曲がった看板

校庭の仮設住宅
仮設住宅
こうして直に被災状況を目の当たりにすると考えさせられるものがある

うまいお米 コシヒカリ
コシヒカリ

トトロの森?
トトロの森?

日本一長い川・信濃川
信濃川

こんなところにも地震の影響が!
ボロボロ

と思ったらただボロいだけだったゴルフ場
ゴルフ場

おいおい、字が違うだろ
巻?

旅の定番・駅舎写真(JR新潟駅)
JR新潟駅

食べたら絶倫だった?すっぽんらーめん
すっぽんらーめん

レクチャーの活動の幅を広げたのかな
家庭教師もウイン

遅刻した罰でおごらせた負けカレー
負けカレー

ドライバーが飲んじゃいかんだろと思いきや、このとっくりにはうなぎのたれが。
うなぎのたれ

時間帯悪しでここしか営業していなかった千代鮨
千代鮨

特上頼んでもいくらは食えんのですわ
すし特上

ノスタルジックな景色に思わずシャッター。この後雷雨
ノスタルジー


 全然まとまった文に起こせる気がしなかったので淡白にひとまとめ。ただ寿しのことだけはメモに残しておこう。ここ最近仙台、そして今回の新潟と当たりがない。一番旨いかなと思ったのが最近食えるようになったばかりのウニだったのだから満足には至らないところ。やっぱり伊豆か北海道に行かないとダメかな。

 クライマックスのアンセム報はしっかり〆たい。

17:59:57 | guippo | No comments | TrackBacks

05 August

■ 純情ドライバーに虹の花

⇒本題:愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.3

 ワゴンは、青々と生い茂ったコシヒカリの大草原を真一文字に切り裂いていく。7時前にしてすでに朝日はその傾きを急にし車中の3人を煌々と照り付けて久しい。

 件の紆余曲折がありながらもここまでは順風満帆にきていた。新宿から郊外に向かって放射上に飛散していくタクシーの大波に飲まれ、SAで食った沖縄そばは程度の割にダシがイケていたものの私のネギだけが腐っていた。小千谷市を通過した際にはひと目で見てとれる昨年の震災の被害状況に胸を痛くもした。

 我々一行の選択した"さくせん"は「いのちだいじに」だった。先へ進めば進むほどSAへのピットインの間隔を短く、そして休憩時間を長く取るようにしていた。全滅を避けるために。しかし新潟県に突入したというのにまだ目的地までの距離は150km超を示している。恐るべし細長き越後地。

 この行けども行けども一向に光の見えないマンネリズムが一夜を明かしたドライバーのスタミナをいつ限界を超えてもおかしくない状態へと追い込んでいた。夜跨ぎ往復700kmの行程に対して"安全運転"のアビリティを備えている者が1人しかいないこのパーティーの組み方に問題があることは初めから明らかだったのだが。


「もうダメだぁ〜スゲーねみぃ・・・」

 それまでコーヒーにガムにとあの手この手で寿命を延ばしてきたドライバーだったがとうとうグゥの根を上げてしまう。「これでパーティーの所持金も半額か」と思われたその矢先だった。ちょうど内蔵ハードディスクのトラックが変わり、聞き慣れた懐かしいイントロが重苦しい車中に流れ始めたのだった。

 それはラルクアンシエルのアルバム『True』。かくしてどこからともなく2人のhydeが現れた。気分の高揚という何物にも代えがたい睡魔への武器を手に入れた2人の喉は滑らかだった。Fare Wellに始まり、メロディアスなCaress of Venus、ロックなRound and Roundと続き、不朽の名曲・flowerでボルテージは頂点に達した。

「これ、プロ野球ニュースのテーマかなんかじゃなかったっけ」

 次々と迫りくる内面の敵と戦う前列の葛藤も知らずに後方で眠りこけていたヴェルスパーまでもが2つの雑音に意識を取り戻し併せてノッてきた。三者三様、当時のほろ苦い想い出を胸に燻らせ束の間の大団円は幕を閉じた。


 もう大丈夫。パーティーは危機から脱出した、かに思われた。ちょい役を終えたヴェルスパーは再び自らの世界に閉じこもろうと床作りに余念がない。樹海を抜けた今となってはこの一面に広がる緑の上にアンセムの快走する姿を浮かび上がらせたりもしていた。

 そんな充足感が芽生え始めた無言の車中。flowerの次の曲は"good−morning Hide"。終始英語で綴られた激しい曲だった。「これは歌えないしな」。ふと疑念がよぎった。歌を歌い始める前は命をつなぎ止めるための会話が絶えずあったはずだ。今はすべてが止んでいる――とある考えに基づき首を横に振り向けるとそこには・・・

「オィっ!」

 メガネの奥に潜む瞳は閉ざされていた。車は惰性で進んでいることになる。

「うっ!?ん?寝てないよ・・・よくあることだって」

 高まる本番での夢模様はどこへやら、異国語の解析に対処する余力もすでになく厳粛に回路が遮断されてしまったようだ。good−morningなるタイトルの曲でおやすみ。ここに男・カマーチョの真骨頂を見た気がした。


 これまでのvol.1〜3を以って遠征した3人のキャラ付けは完了。次回はやっと本編に触れる予定。

00:50:46 | guippo | No comments | TrackBacks

04 August

■ 遅刻常習野郎にゲイのムチ

⇒本題:愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.2

 23:57。約束の0時を目前にして輸送手段の担い手であるカマーチョ宅の最寄駅に降り立った。日頃のいい加減な言動に反して時間だけは本当によく守りなさると我ながら感心。久しく味わうことのなかった、それこそ宙にも浮きかねない終電間近の満員電車の圧力から脱して到着の報を入れる。

 かぼちゃの馬車はすぐさまやってきた。日焼けで暗闇と同化している私を見つけて運転席の窓が開く。

「あれ?もう一人は一緒じゃないの?」

 それはこっちのセリフだった。すでにシンデレラにかけられた魔法の効力も切れている時刻。てっきり助手席に待機しているものと思っていたのだが、まさか・・・。慌ててこの場にいるべきはずの男に電話を掛けると、私の耳元を通り越し街灯のみがさみしく灯るひっそりとした住宅街の路地裏に信じられない音が響き渡った。

「キャバクラ行くぞ。フォー!」

 それは携帯の主の背景で発せられた外野の声だった。そして受話器越しに主が登場しこれまた耳を疑うひと言を洩らした。

「まだ有楽町なんだわ。今2次会終わって。漫喫で携帯も充電したいから新宿まで迎えに来てくれ」


 一番最初に遠征のタイムスケジュールを発案した時の集合時刻は21時だった。しかしこの男の「飲み会があるから22〜23時くらいにしてもらえると同乗できるかも」の言い分に同情し、そしてさらに1時間余分に余裕を見ておけば何があっても大丈夫だろう、と集合時間をズラしていた経緯があった。しかしその時間にこの男はまだ・・・。問答無用にして、日本海の荒波に鍛えられ身の締まった寿司のゴチが決まった。

 それでも待つのはめんどくさいもの。相手が男であるなら尚更。そ知らぬ顔で新宿を素通りしてそのまま新潟に向かうプランもあったが、そこは心やさしきドライバーが首を縦に振らなかった。心の声が聞こえたような気がした。

「犠牲者は多い方がいい・・・」


 我々は深夜の西新宿に潜伏し、この不届き者の到来を待つことにした。ちょうど終電がなくなりかけた金曜の夜、路駐した車の切っ先に擦れるかのようにフラフラとタクシーを拾う赤ら顔もいれば、初台・笹塚方面へと足を速める近場の民もいる。

 甲州街道を流れる人並みに車中からまじまじと目をやると、向こうからはこちらのアホ面も丸見えになってしまう。そんなわけでどこか背を屈め存在感を薄めつつ視線を送る。そして時折り後ろ姿を追っていた。

「なんか張り込みでもしてる気分だわ〜」
「もう十分してるじゃん、張り込み」

 助手席での光景を涼しい目で一部始終観察していたカマーチョ。相変わらずこの男は厳しいところを突いてきおる。


 幾ばくかの時が流れた。流れるヨッパライの顔ももう見飽きた。狭い車内に閉じ込められ、まだ旅が始まってもいないのに次第に疲労の色合いが濃くなってきた2人。寿司代どころか高速代とガソリン代までふんだくってやれ、と半ばヤケになりかけたその時、我々を軟禁状態にまで追い込んだ容疑者が現れた。漫喫のシャワーを浴びたのか、それともソープに行っていたのか区別が付かぬほどすっきりと、そしてテカテカの肌を露出するあくまでマイペースなヴェルスパーだった。

 21時発で新潟到着後、十分な仮眠を取ってからアンセムの晴れ舞台に望むはずだったパーティー。だが当初の目論見はいとも簡単に破綻し、結局のところ出発の体勢が整ったのが午前2時。前途に暗雲が漂い始めていた。

00:20:48 | guippo | No comments | TrackBacks

02 August

■ 精錬潔白ボーイに夏の誘惑

⇒本題:愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.1

 旅なんてものはいつだって"想定外"な出来事に身を左右されるものである。今回もまた本題とはやや(かなり)逸脱した、遠征の歯車が綻びを見せるところから綴っていく。


 長かったバージンロードへと至る道程、記念すべき初出走を間近に控えたアンセムにとってはこれから起こる何もかもが初めての体験になる。おそらく好奇心よりも不安が先に立っているであろう愛馬を気遣い、丸2日くらいはとアルコールを断った清い体でのお出迎えを誓っていた。が前夜、外食時の食前酒なのだから仕方がないだろと盃を乾かしたのに続いて、この日も来たるべき長距離輸送に備えもう今日は早々に帰宅しようかという夕刻に、突如アポなしのオファーが舞い込んできた。

「今日ヒマ?」

 時計を見やりながら身支度の様子をシミュレート。"Now thinking..."状態から解放されると自然と携帯の液晶に文字が刻まれていく。

「今日これから新潟行く大事な使命があんのよ。だから、21時までならOKやぞ」

 こうして定退直後、逃げるように赤みがかった空に飛び出すと駅で毎度の東スポの他にこの日は夕刊フジ、ゲンダイを立て続けに束から毟り取り、売店のおばちゃんを驚かせた。土曜の6Rとあって掲載情報が希薄なことなど当も承知の上。しかしあてがわれた印だけでも確認しておきたいのが親心ってものだろう。

 プロの評価はシビアだった。3紙計19人のうち△がわずかに5つ。調教もロクにできずに手探りで見切り発車に漕ぎ着けた若造が即興で勝負できるほど甘くはないという裏付けか。しかしその中で燦然と輝く◎があった。エラいぞ、夕刊フジ・坂本!ただしやはり平場、ダンゴ打ちに対するコメントが記載されていないため何を持って◎としたかの根拠は不明だった。


 ともあれ余計な経由地、新宿の串揚げ屋は大テーブルの一角に陣取った10年来の悪友コンビ。今では半年に一度ほどの不定期な交流のみの間柄だが気心は知れている。他愛もない近況報告の最中、向かいに座っていた物静かな家族が席を立ち、しばらくしてぞろぞろと5人の女の集団が空白になっていた目の前の一列を埋めた。その内の2人は浴衣である。途中だった自分の話はどこかに置き忘れ、すでにトイメンの浴衣しか目に入らないオヤジ。喉を潤すペースが極端に増している。

〜路線がズレすぎのため以降割愛〜

 こうして"次"がある男は煩悩の塊の身代わりを2つポケットに仕舞いこむと後ろ髪を引かれたまま店を後にするのだった。こんな不純な"石"、日本海に投げ捨ててやる・・・

20:27:00 | guippo | No comments | TrackBacks

22 July

■ 英国旅行計画が暗礁に・・・

 再び噴煙が立ち昇る地下鉄、そして投げ込まれたリュックサック――まさかの同時テロから2週間、再びロンドンが喧騒の渦に飲み込まれた。あの事件と同じく発生場所は市内4箇所。それもバス1台と地下鉄3駅を狙う手口までもが合致している。果たしてテロなのか、それとも模倣犯の仕業か。事件のあまりの類似性に英国当局も犯行グループを絞らず、その両面から捜査に臨んでいるとの話。


 それにしてもマイッタとしか言いようがない。「一度起きたからもう次(もロンドンが狙われること)はないだろ。この影響で旅費が安く浮いたらラッキー♪」と高をくくっていた。が、それを嘲笑うかのような"おかわり"が待ち受けていようとは。9月のロンドン、行けるのか・・・いや、まだ行く気だったのか。

 スコットランドがメインということで、ロンドンには一昼夜程度しか滞在しないつもりでいた。どこか他国の空港でトランジットをすればロンドンをパスして旅することも可能ではある。しかし、本拠地最終年となる今年のハイバリーに寄らぬイギリス旅行など成り立つべくもない。

 目的地ごと替えて初アメリカ?季節がらウッドウォードSにチャレンジとか。いや、ダート競馬&メジャーリーグのコンビは王室競馬&チャントの折り重なる魅力には到底敵わない(あくまで私個人の場合)。というか、昔からアメリカに興味を抱いてこなかったこれまでの経緯もある。


 カメラを手にする者の端くれとして、発生現場を写真に収めてみたい好奇心がある。危険を省みず中東の壊れたスクープに飛び込んでいく、衝動を止められないジャーナリストの心境がわかる側面もある。自らの目で、耳で感じたものを自らの言葉で伝えたい、表現したい。それが傾倒しているイギリスの異変であるなら尚更のこと。

 行くか、行かざるか。航空券の早期割引が適用される出発の35日前まで、この葛藤はきっと続いてゆく。

20:42:16 | guippo | 8 comments | TrackBacks